氷河期世代のぼやき

言いたい放題

次々と新たな名言を生み出す岸田首相

俺の年末年始の休みは1/3までで、4日は休みにしていたので5日から仕事始めだったが、5日の休憩時間にスマホでニュースをチェックしていたら、岸田総理が少子化対策を「大胆に検討」する という記事が配信されていた。

 

news.yahoo.co.jp

 

その記事を見て、「私は何にもしません。」という宣言をここまで多彩な言葉を使って表現できる岸田首相の能力にあきれるというより感心してしまった。本当は、毎回「検討する。」とだけ言っておきたいのだろうがそれじゃ飽きられてしまうから、「検討を加速」とか「検討に検討を重ねる」とか「検討を決意」とか「あらゆる可能性を排除せず議論する」とかいろんな名言を使って我々国民を楽しませてくれるから、俺なんかは逆に「今度はどんな名言を生み出してくれるのかな?」と楽しみにしているんだけど、年が明けた途端にこの「大胆に検討」とか「異次元の少子化対策」が飛び出し、さすがだなと思った。

 

少子化対策なんて、政治家は口では「大変だ」とおっしゃるが、これも総論賛成各論反対で少子化対策なんてできっこないに決まってる。だって、子供に予算を付けてサービスしたところで投票してくれないから、どうしても数の多い老人に媚びる政治家ばかりになってしまう。「老人は死ね」とはっきり言える政治家が一人でもいるのか? もしいたら大したもんだ。防衛予算を増やすために増税をしようとしているが、防衛予算なんて、老人向けの無駄な社会保障を少し削ればすぐに捻出できるし、増税なんか必要ないだろう。普通 家とか車買うときは、「今度 家買うから俺だけ給料上げろ」なんて要求せず、節約して代金を捻出しようとするだろう。なぜこの国は無駄を減らすポーズを全く見せず、安易に増税を決めてしまうのだろう。

 

すが首相は地味ながらも1年間でいろんなことをやってくれたけど、この岸田首相は増税以外なにひとつやろうとしない。こんな首相は珍しい。もう、どうせだから岸田首相の批判はやめて、国民全員でほめ殺しをしたらどうか。そうしたら居心地が悪くなって首相をやめるのではなかろうか。でもやめたところで次期首相候補だってアレだし、自民党にお灸を据える意味で政権交代を起こすと言ったって野党はもっとアレだし、カレー味のウ○コかウ○コ味のカレーかの違いくらいしかない。世の中は選挙で変えていくものだけど、これじゃあ変えようがない。このまま行くと、物価は上がり続けるのに給料は上がらず、税金・社会保険料ががんがん上がって行く、若者は逃げ出す、どんどん衰退していく一方だ。