氷河期世代のぼやき

言いたい放題

車の維持費高過ぎ問題

俺は今 茨城に住んでいて、週一回 休日に大きな国道を16分ほど歩いて買い物に行くが、とにかくバイクが多い。天気が良ければ、昼間はツーリングと思われるバイクの集団が良く走っているし、夜は茨城という土地柄でヤンキーがバリバリと爆音を立てて走り回っている。

 

対象的に、以前富山に住んでたときはバイクは非常に少なかった。冬は雨や雪ばかりで晴れる日がほとんどなくて走れる日が少ないし、タイヤの履き替えも必要で車の維持に金がかかるから、車のほかにバイクまで持つ余裕がないようだ。

 

一方、茨城ではバイクも多いし、高級車や輸入車、メンテに金のかかる旧車も多い(今日なんかスバル360のオープンカーを見た)。以前東京に住んでたときは、勤め先の駐車場にフェンダーミラーのソアラが停まっていて、35年ほど経過した今見てもかっこいいし、東京は車なくても生活できるのにオーナーは維持に金かけて大切に乗ってるんだなあと感心したものだった。

 

俺はバイクは乗ったことないから維持にどれくらいの金がかかるのかは分からないが、任意保険が高いって話も聞くし、バイク1台で日常生活を全てまかなうことはできないだろうから、普段の通勤や買い物は車に乗って、休日だけバイクに乗るという人も多いのではないか。

 

そうなると車の維持費に加えてバイクの維持費もかかってくるわけで、車の維持費だけでも高いのに、バイクまで維持できるというのはそれなりに高収入の人でないと無理だろう。茨城などの北関東は収入が高い傾向にあるという記事を見たことがあるが、なるほどバイクだけではなくて高級車、輸入車、維持に金のかかる旧車も多いわけだ。

 

俺も以前は通勤に必要ということで車持ってたが、その後 車の不要な地域に転勤したので4年前に車は父親にゆずった。ゆずった直後に母親が亡くなったので今は父親が一人で、たまに孫の送迎もするくらいで細々と乗ってるらしいが、一方の俺としてはやはり車を持たない生活は出ていく金が劇的に減るから、このまま車を持たない生活を続けたい。でも、父親も高齢でいつ入院や施設への入所が必要になるか分からないから、そろそろ関東での生活に見切りをつけて、来年の夏ごろには地元へ転勤したい。そうなるとまた車が必要になる可能性が高いが、一度ゆずった車をまた所有することになるだろう。

 

維持費を考えると車は所有したくない。この国はまた車に走行距離に応じた税金を新設しようとしているが、高すぎる車の維持費を何とかしてもらいたい。車の維持費が高過ぎて、車がないと生活できない地方は衰退していく一方だ。